ここでは, 情報教育システムの概要紹介ならびに利用者の皆様への「スタートアップガイド」に当たる簡単な案内を掲載しております.
目次
システムの特徴 | 利用者用端末 | 利用者用ディスク領域 | プリンタ | ICL演習室 | 情報科目相談室
1. 情報教育システムの特徴
1. 3種類のOS環境をサポート
情報教育システムでは, CentOS (Linux), Windows, MacOS Xの3種類のOS環境を使用することができます. 複数のOS環境に触れることで, 特定のOS環境にとらわれない幅広い学習が可能です. 学生の皆さんの積極的な利用をお待ちしています.
2. ネットワークブート方式
情報教育システムの利用者用端末は, 通常のパーソナルコンピュータ (PC) とほぼ同等のものですが, 端末の起動について特徴的なところが一つあります. それは, 端末はネットワーク経由で, 起動に必要なOS環境のイメージを取得することで起動するという点です. (下の概念図を参照してください. ただし, 実際の機器構成とは異なります.)
- マスターイメージサーバは, 各OS環境ごとに端末起動用のマスターイメージを保持しています.
- 端末用ネットブートサーバは, 端末起動用イメージを各端末に提供する役目を担っています.
- 端末が起動するときは, 端末用ネットブートサーバからネットワーク経由で起動に必要なOS環境イメージを取得します. 起動後は, 通常のPCと同じように動作します.
- 通信回線に不具合が発生した場合や, 一時的にネットブートサーバの負荷が大きくなった場合, 端末の起動に時間を要したり, 端末が起動しなくなることがあります.
3. 高信頼ストレージシステム IBM XIV Storage System を採用
現在稼働中の情報教育システムでは, 利用者用のディスク装置として, 信頼性と障害復旧能力を高めた新技術「IBM XIV Storage System」を採用しています.
- ディスクボリュームは複数のドライブ装置に分散して配置されます.
- ディスクの使用容量は常に自動的に平準化されています. これによって, ディスクスペースの利用効率やパフォーマンスが大幅に向上します.
- 特殊な冗長構成技術により, ハードウェア障害にも柔軟かつ迅速に対応します. ハードウェア障害が発生した場合, 自動的にデータの再配置およびシステムの最適化を速やかに実行します.
- ディスクの装置構成にハードウェア的な変更が加わっても, それに対応して自動的に資源を最適配置するようになっています.
4. 授業援助システム
情報教育システムでは, 出席管理, レポート課題の提示および提出などの授業に関する基本的な機能を提供する「授業援助システム」が導入されており, 現行の情報教育システムでは第7世代 TESST-VII が稼働しています. 授業援助システムには, 学生用機能, 教員用機能および管理者用機能があります. 学生用機能については, こちらで解説しています.
2. 利用者用端末
情報教育システムには, LinuxとWindowsが動作する Linux/Windows PC端末と, MacOSが動作する MacOS端末の2種類の利用者用端末があり, それらを通してLinux, Windows, MacOSの3つのOS環境を利用することができます.
| 端末の種類 | 利用可能なOS環境 | 設置場所 |
|---|---|---|
| Linux/Windows PC端末 | CentOS 5.4 (Linux) 日本語版・英語版 Windows XP Professional | ICL演習室1,2,3 |
| MacOS端末 | MacOS X v10.6 (Snow Leopard) | ICL演習室3,4 |
- ICL演習室は, 川内北キャンパスのマルチメディア教育研究棟1階にあります.
- Linux/Windows PC端末では, 起動時に利用するOS環境を選択します.
- 各ICL演習室の開室時間帯については, こちらをご覧ください.
- 各ICL演習室に設置されている端末台数などについては, こちらをご覧ください. 端末の仕様についてはこちらをご覧ください.
- 情報科目相談室 (ICT相談室) にも, 利用者用端末が若干台設置されています.
3. 利用者用ディスク領域について
ユーザのディスク領域は, 各端末内にあるローカルハードディスクではなくシステム内のディスク装置上に確保されています. このディスク領域は利用する端末やOS環境に依存しない, 各ユーザごとに固有の領域です. 一人のユーザが利用可能なディスク領域は1GB (1ギガバイト) までです. 足りなくなっても追加はできませんので, 計画的に利用してください.
※ディスク領域に関する補足
Linux環境でログインしたときにホームとして設定されているディスク領域が, 各ユーザに割り当てられているホームディレクトリです. 各ユーザは, その内部の領域を容量制限範囲内で自由に利用できます. そのホームディレクトリの直下に win, mac という2つの子供ディレクトリがありますが, これらはそれぞれWindows環境, MacOS環境にログインしたときにホームディレクトリとして認識される領域です.

- Linux環境のホーム直下の win ディレクトリは, Windows環境におけるZ:ドライブと同じ領域です.
- Windows環境からは, Linux環境のホームはY:ドライブとして認識されます. 「スタート」ボタンメニューから「Y:ドライブ接続」を選択すると,「マイコンピュータ」にY:ドライブが表示されるようになります. それがLinux環境におけるホームディレクトリです.

- Windows環境における「マイ ドキュメント」と, Linuxのホーム直下にある My Documents は互いに別のディレクトリです.
4. プリンタの使用について
各ICL演習室には, カラープリンタまたはモノクロプリンタが設置されています. ICL演習室の利用者用端末からこれらのプリンタを利用することができます. 使用できるプリント用紙の枚数はユーザ1人あたり1年間で240枚までです. 足りなくなっても補充はできませんので, 計画的に利用してください. 残りプリント枚数の確認は, 授業援助システムから出来ます.
5. ICL演習室の設備
| 演習室 | 利用者用端末 | プリンタ |
|---|---|---|
| ICL演習室1(M104) | Linux/Windows端末 162台 (2台は授業担当教員用) | カラープリンタ1台 モノクロプリンタ2台 |
| ICL演習室2(M105) | Linux/Windows端末 162台 (2台は授業担当教員用) | カラープリンタ1台 モノクロプリンタ2台 |
| ICL演習室3(M101) | Linux/Windows端末 46台 (2台は授業担当教員用) MacOS端末 2台 | カラープリンタ1台 モノクロプリンタ1台 |
| ICL演習室4(M103) | MacOS端末 20台 (1台は授業担当教員用) | モノクロプリンタ1台 |
補足
- ICL演習室1〜4のプリンタ (カラー・モノクロ) はA4対応のものです. また, 情報科目相談室にはA3対応カラープリンタ1台が設置されています.
- ICL演習室1,2,3には, 端末と端末の間に教材提示用のディスプレイが配置されています. これは, 講義中に教員が手元の端末からの映像を配信するためのディスプレイです.
6. 情報科目相談室について
マルチメディア教育研究棟1階の情報科目相談室 (M102) にも利用者用端末が若干台設置されています. 情報科目相談室の端末には, 他のICL演習室内の端末には導入されていない特別なソフトウェアが導入されています. 詳しいことは, ソフトウェア構成をご覧ください.
また, 情報科目相談室には下記の通り各種メディアに対応したデータ交換用装置も設置されています. 詳しい利用法などについては, テクニカルアシスタントにご相談ください. また, それらの機器の仕様についてはハードウェア仕様をご覧ください.
情報科目相談室のデータ交換用装置
- Blu-Rayドライブ 2台 (読み/書き両用)
- メモリカードアダプタ 2台
- A4カラースキャナ 1台


